クラウド初心者だけど、クラウドの資格ってとるのは難しいのかな・・?
クラウドには興味はあるけどいきなり勉強して資格がとれるのか悩んでいる方へ。
このブログでは、仕事と両立しながら効率よく学べる方法をお伝えします。
学習に使用した教材、役立つ勉強法、そして合格までの道のりをサポートします。一緒にクラウドプラクティショナー合格を目指しましょう!
1.クラウドプラクティショナーとはどんな資格?
- 資格の概要
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AWSクラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner)はAWSクラウド、サービス、用途について浅く広く理解するための資格です。
今後AWSに関わる資格を取得する時に、まずはどんな仕組みで、どんなことが出来るのかを理解するところからはじめたいという方にオススメの資格です。現場だといきなりSAA等の中級資格から取得する方もそれなりにいらっしゃる認識ですが、私は基礎の基礎からはじめていきたいタイプであったため、まずクラウドプラクティショナーの資格取得からはじめました。
2.試験の概要について
- 試験概要
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試験ついては以下の通りです。
項目 詳細 試験時間 90分 試験の形式 65問の選択式、複数選択で700点/1000点で合格(約70%) 受験料 100USD(15,000円) テスト形式 対面 もしくは オンライン
※Pearson VUE テストセンターまたはオンライン監督付き試験対応言語 英語、日本語、韓国語、中国語、他 時期やタイミングによっては再受験1回無料等のキャンペーンもやっているため、一度ホームページを確認してみてください。
(物価高のせいなのか昔より少し上がったような気がする??)
3.使用した学習教材
- 使用した教材について
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クラウドというものの概要を掴むためにテキストと問題集を買いました。
テキストについては以下の書籍を電子書籍で購入しました。
https://amzn.asia/d/0H9KdQ3
「図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」
オススメ度:低リンク
読んでみた感想。
★メリット- ざっくりしたクラウドとAWSの概要が分かる
- 絵があるので構成や仕組みがイメージしやすい
- メインとなる機能の説明が載っているのでCLFの範囲的にもある程度網羅されている
★デメリット
- AWSのサービスの統廃合や入れ替わりのスピードが速いので、購入時とテスト時で範囲に差が出る可能性がある
- 電子書籍で見るとページの区切りがあまりよくない。(1スライドに内容が収まらない)
※iphoneSE3なので画面が小さいせい? - 概要のみしか分からないのでテキストとして見返す機会が少なめ
メリット、デメリットを加味したオススメ度としてはあまり高くなかったです。
これはAWS内での更新の早さ故によるものですが、情報がどんどん新しくなるので一般的な試験のようにこのテキストを持っていれば長く参考書として使える、ということはないかなという印象でした。次に問題集として購入したのは以下です。
https://www.udemy.com/course/aws-4260/
「【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)」
オススメ度:高
利用した感想
★メリット- 問題集に加えて図解で解説も載っている
- 不正解となる選択肢についても理由まで解説してくれているため網羅性が高い
- データが更新されるため情報の劣化が少ない
- セールがやっていることが多く比較的安く購入出来る
- 最近演習モードが追加され、1問1答で問題が確認できるようになった
★デメリット
- データの更新は作成者次第なので必ずしも反映されるとは限らない
- 全て問題を解かないと回答が確認出来ない → 最近改善しました
- 定価で買う場合は値段がかなり高いので、すぐに始めたい場合は割高になる可能性がある
問題集についてはかなりオススメです!
AWSは稀にテストの方のバージョンが変わることがありますが、一度教材を買ってしまえば教材側も新しいバージョンに対応してくれる場合があるので、AWSのテスト規格にUdemyは相性が良いと思いました。
AWS教材については大体Udemyを購入するくらいには助かっています。
また、問題の解説が実質テキストも兼ねているので、そういった意味でもコスパも高いです💰
4.学習方法
- 学習方法について
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学習方法については以下の順番で実施しました。
- テキストを一読する。
- 問題集を解き続ける
- 試験前に時間があればAWS Skill Builderで模擬試験を受ける
テキストについてはクラウドとAWSの概要を把握するために一周まずは読みました。が、それ以降はあまり見返すことはなかったです。
問題集についてはひたすら問題を解き続け、不正解の箇所はノートに手書きして覚えるようにしました。(手を動かさないと記憶に定着しないタイプのため、ここは人それぞれかと思います)
CLFのテスト対策についてはこの問題集をいかに有効に使い倒すかというところで合否が決まったように思っています。選択肢については正解以外についても理由が説明出来るようになるまでひたすら繰り返しとくことで、合格に近づけると感じました🖊
また、模擬試験は可能であれば受けておいた方が良いです。自分はCLFは受けませんでしたが、AWSの模擬試験は近い形の問題が少なからず出題されるので加点を狙う上ではやる価値があります。 - 学習時間について
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大体学習の期間としては1か月から1か月半程度でした。
仕事の傍らに試験勉強していたため、ある程度まとまった時間が確保出来る方はもう少し早く学習を終えることが出来ると思います。勉強時間の内訳としては
・平日は1時間程度。時間が取れない場合は通勤の電車かバスで問題集を数問でも良いから手を付ける。(習慣化させるため)
・休日は午後に平均3時間前後。
・大体週に合計11時間勉強していたと考えた場合、1か月で44時間、1か月半で65時間程度になります。
学習時間としてはやや多めに感じますが、CBTの試験については休日受けるにも予約が多く、都合の良い日に予約出来るとは限らないため、試験受けるまでの待ち期間もあると思ってください。(自身がついてから予約しようと思うと案外2週間位先になってしまうこともわりとあるので注意)
5.CBT試験での注意点
- CBT試験の申込について
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CBT試験については公式のAWSのリンクから申し込み可能です。
たまにキャンペーン等で割安になっていたり、再試験が1回無料になっていたりするので、お得な情報がないか確認してみると費用面で助かるかもしれません。会場については少し早くついておくと、混んでなかったときは少し早めに受験させてもらえることもあります。
身分証が複数必要(免許証+マイナンバーカード等)になるので忘れないように気を付けましょう。
メモするためのペンとかを渡されますが、AWS-CLFで計算問題はないのでほぼ使うことはないと思います。 - 会場での試験の雰囲気
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用意されているパソコンで操作を行いますが、かなりシンプルな作りになっていて、後で確認するための見返す機能はありますが、後は選択肢をひたすら埋めていくだけになります。
時間は余りがちになると思いますが、少し悩んで分からないものは一旦回答をいれて、後で見返す方が良いと思います。時間が押すと感じるとどうしても考えが煩雑になりがちになるので💦私が受けた時はクラウドプラクティショナーについてはその場で試験結果が出たように記憶しています。
毎回そうとは限りませんが、ご参考までに。
6.あとがき
- ・試験を受けてみて
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実際に試験を受けた感想としては、合格は出来たけど、問題の中には案外知らないサービスもちらほらあったという印象でした。そのため、比較的受かりやすいと言われているものの、問題集は8割、9割受かる位まで勉強しておかないと7割合格には届かない可能性があると思いました。
クラウドプラクティショナーの試験を通じてクラウドへの第一歩を踏み出す方へ、参考となれば幸いです。
新たな可能性に向けたチャレンジを応援しています!